株式会社アセラ
農薬通信バックナンバー
農薬通信
2001年10月号『果樹』

登録日2001/10/10

||||||剤型変更のお知らせ「パルノックスフロアブル」||||||
 パルノックス水和剤はジラム剤とチウラム剤の混合剤で、本県ではモモの縮葉病、スモモのふくろみ病等の休眠期防除を中心に、カキの落葉病、リンゴの黒星病、斑点落葉病等生育期の総合防除剤として使用されています。 耐性菌出現の可能性が低く連用が効き、なおかつ安価なため果樹場面の基本防除剤となっています。

 本年よりパルノックスが水和剤からフロアブル剤へと剤型を変更しました。 流通 段階で水和剤の在庫がなくなり次第フロアブルに切り替わる予定です。 カキ、リンゴ等ではすでに使用した方もおられることと思いますが、効果 は従来のパルノックス水和剤と同等です。

  フロアブル剤の利点はこれまでも本通信でお知らせしていますが下記の通りです。
1. 水和性、懸垂性に優れ、植物への汚染も水和剤に比較すると軽減されます。
2. 低成分量でも十分な効果を発揮します。
3. 薬剤調合時の粉立ち(舞上り)が無く、安全に使用できます。

< 注意事項 >
1. 石灰硫黄合剤、ボルドー液との混用は避けてください。
2. 本剤は貯蔵中に分離する事が有るため、容器を良く振ってからご使用下さい。

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