株式会社アセラ
農薬通信バックナンバー
農薬通信
2008年10月号『一般』

登録日2008.10.30

|||||||  ラウンドアップマックスロードでスギナ防除  |||||||

  スギナは難防除雑草ですが、薬剤と散布時期、使用量を考慮すれば、効率よく防除することができます。写真はラウンドアップマックスロードを用いて2007年5月中旬にスギナの防除試験を行った場所ですが、1年後の調査時には写真手前側のスギナの再生がほとんどありませんでした。

写真

<  スギナ防除のポイント   >
  1. 散布適期は、スギナが生え揃い草丈が20〜30cmになる頃(甲府周辺で5月中下旬)です。スギナは春になり生長をはじめてから、最初の2ヶ月間は地上部で作った栄養分を根に送らないといわれています。その時期までに地上部を枯らしてしまうと、スギナ自身が蓄えておいた養分を使って再び生長を始めなければならず、次第に弱っていきます。
  2. ラウンドアップマックスロード(薬量1,500〜2,000ml/水25〜100L/10a)を使用します。今回の試験は25倍液(薬量2,000ml/水50L/10a)にて実施しました。ラウンドアップマックスロードは、茎葉部に散布された薬剤が根まで浸透移行するため、散布時に生え揃っているスギナを枯らすだけでなく、翌年の再生もしっかりと防ぎます。

※  登録内容を守り、ラベルに記載されている注意事項を確認して安全にご使用ください。


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